『一汁一菜でよいという提案』
なーんとなく、いろいろな料理を作らない自分の正当化として読んでみた。
徹底的な効率主義の私は、普段の食事は、一汁(具だくさんのお味噌汁、中華スープ、コンソメスープ、トマトスープなどなど)とご飯と、煮物とお魚かお肉を焼く程度。あとは、もう一品くらい何かサラダなどが加わったり。それ以上の料理を必要だとも思っていなかったし、作ろうとも思わなかった。凝ったお料理は皆無な私。。。。
そして、この本を読んだ感想。正当化どころか、私の方法でよかったのだと確固たるものになった。
「ハレ」と「ケ」の料理という概念
「ハレ」はお祝い・お祭りごと。「ケ」は日常。
日常のお料理が、一汁一菜と思えばよい。具だくさんのお味噌汁とご飯とお漬物を「ケ」のベースとする。そうすると、献立を考えるのも楽になるのである。手のかけるお料理は「ハレ」の日にすればよい。一汁一菜をベースとすれば、まず献立を考えるのに冷蔵庫を覗いて具だくさんのお味噌汁、時には中華スープだったり洋風のスープだったりを作る。朝はそれでOK。夕食は、そこにお魚を焼いたり、お肉料理を作ったり、煮物を作ったり、サラダをプラスしたりする。身体も喜び、なんて良いシステムなのだと思う。
※朝ごはんは一汁一菜でも良いのだが、夕食は一応子どもたちもいるので一汁一菜をベースにそこに何品か加わる。疲れていてしんどい時は一汁一菜プラス焼き魚程度。
具だくさんお味噌汁
この本を読んでから、お味噌汁にベーコンを入れたり、煮干しを入れたり、干しエビを入れたりと今まで入れなかった具を入れるようになった。今までも野菜はたっぷりであったが、お肉やお魚は入れていなかった。だけど、お肉やお魚が入るとなんておいしくなるのだろー!!つまり、豚汁みたいなもので、そこに何でも入っているから他におかずがいらないのだ。あとは、他のお料理で卵が無ければ卵を入れ、油揚げを入れ、ワカメを入れ、ホントにお味噌汁って何を入れてもいいのだなぁと。ピーマンなんかもおいしい!!
お味噌にこだわる
お味噌汁が主役になった今、お味噌の種類も増やしてみました。気分で好きなお味噌に変えます。
サツマイモをたくさん入れたときは、白みそが抜群においしい。
麦みそもたまらないー。手作り味噌もやってみたくなりました。
器にこだわる
今欲しいのが、具だくさんお味噌汁対応の大きなお椀。木の良さを活かしたものも素敵だし、漆もいいなぁ。毎食が楽しくなりそう!
そして、箸もこだわりたくなります。
お米も変えてみる
「もち麦」を加えてみました。3合のお米に対して、0.5合のもち麦を加えています。これが子どもたちにも好評で、私も腸の調子が良くなったような。
この本を読んでの、私のアウトプットでした。
この本、料理本ではなく、ライフスタイル本だな。暮らしを豊かにしてくれる本。
いいアイデアをたくさんいただいて、ありがたいです!!
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